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【特集】女子校と共学校の違いって?女子校の良さは?

高校の志望校を選ぶ上で女子校と共学のどちらを選ぶべきかという点は重要視したいポイントのひとつではないでしょうか。
多くの小学校や中学校が共学であることから、高校も共学を選択する中学生の方もいることでしょう。
しかし「高校生」は多感な時期であるとともに、社会に出る準備期間としてとても大切な時期でもあります。だからこそ、共学があっているのか、女子校があっているのかを含め、「自分が3年間でどのように学んでいきたいのか」をきちんと想定し志望校を決定することが肝心です。

この記事では、以下のような内容を紹介しています。

  • 女子校と共学校の違い
  • 女子校の特徴
  • 女子校に通うことへの不安
  • 女子校が合っている人の特徴


「女子校と共学で迷っている…」「志望校を女子校にしている」という方は是非参考にしてみてください。

女子校と共学校で違いはある?

女子校と共学校の違いは、男女で共に学校生活を送るか、女子のみで学校生活を送るかです。もしかしたらそれだけと言っても言い過ぎではないかもしれません。 先にも述べましたが、女子校であっても共学校であっても、大切なことは「志望している学校は自分がイメージする高校生活を送れるのかどうか」ということです。

女子校の特徴

3年間を女子だけの学校で過ごすことには、次に挙げるような良さがあると言えます。

  • 自分自身と向き合える
  • 自立心が養われる
  • 共感する力が伸びる


女子校の一番の特徴は「女子だけの環境で過ごす」ということです。
多感な時期、どうしても異性の目が気になってしまい、ちょっとした行動ですらぎこちなくなることもあります。
その点、女子校では異性の目を気にせずに学習や部活動をはじめとした学校生活を送ることができ、「今」の自分が何をどう考え、物事をどう捉えているのか素直に向き合うことができます。
自分の感じたこと・考えたことを相手に伝えられるからこそ、本音で語り合える友人や気の合う友人を見つけやすくなります。

また、女子校では体育祭や文化祭、修学旅行などの学校行事も全て女子生徒だけで行います。学校行事に関わる雑務や時には力仕事なども女子だけで行うため、積極性や自立心も養われます。特に委員会活動では生徒同士での活発な意見交換や主張が盛んで、共学校にはない女子校ならではの光景を目にすることができます。

そして最後に、女の子たちの一つの特徴として「共感する力が優れている」ことがあります。日常の些細なことや授業での発見、行事での感動などを教室をはじめ、学校生活のいろいろな場面で共感し楽しんだり前進したりする空気感は女子校の大きな魅力の一つです。

おまけとして、女子校は「綺麗な環境」が保たれやすい傾向にあります。また机やイスなどのインテリアから教室やトイレ、食堂などの施設に至るまで、学習環境として女子が過ごしやすい空間になるよう考えられている傾向にあります。

女性特有の清潔感があるというのも女子校の魅力のひとつです。

女子校に通うことへの不安

女子校に通うことへの不安として、よく次の3点を耳にします。

  • 女子同士の人間関係に難しさを感じる
  • 異性との関わり方を身に付けづらく感じる
  • 異性の目がない分、遠慮がなくなる


中学生のみなさんが一番不安に思うことには「女子同士の人間関係に難しさを感じる」というものが挙げられると思います。 とはいえ、これは「人間関係に難しさを感じる」という点では共学校にも共通して言えることではないでしょうか。

多感な高校生の期間は、女子同士でなくても、時には友人グループ内や友人同士で問題が起きることもあります。そういった場面で仲間外れや孤立してしまうのではないかと悩むことが考えられます。 だからこそ、先に述べたような女子校の良さである共感する空気感であったり、自分の考えを率直に言い合える関係性を築きやすい女子校では人間関係の修復も図りやすいということができます。

次に、女子校は共学校と比較すると同世代の異性との関わりが少ない傾向にあります。 男子の価値観や特性に触れる機会が少ないことから、大人になった際に男性との関わり方に戸惑うケースも出てきます。 しかし考えようによっては、これは異性を意識せず一人の人間として自分の内面を育む機会に恵まれているとも解釈できます。その上で、男性女性の隔たりがないフラットな人間関係を社会人として作り上げることができます。

最後に、女子校は異性の目がない分、さまざまな場面で遠慮がなくなる場合もあるかもしれません。 異性の目の前ではしないようなことをしてしまったり、行動が雑になってしまったり…。 女子同士だからこそ許される場面もあるかもしれませんが、これについては、人のことを考えて、自分がどう振る舞えばいいのか、常に社会性を意識する必要があります。

女子校が合っている人の特徴

これから高校へ進学される方にとって志望校選びは慎重に行いたいもの。
人によっては「女子校と共学校で悩んでいる」「なんとなく、共学校に進んでおこうかな」という方もいらっしゃることでしょう。
志望校を悩まれている方向けに女子校に合っている人の特徴をポイントで紹介すると、次の通りです。

【女子校に合っている人】

  • 異性の目を気にせずに学習や部活に打ち込みたい人
  • 積極性や自主性を身につけたい人
  • 女子の特性を生かした教育を受けたい人
  • 女子に合った環境で学校生活を送りたい人


志望校を検討する上で「自分らしくいられる」のは女子校なのか、共学校なのかを意識して考えてみましょう。

女子校と共学校の違いを理解しましょう

女子校と共学校に「どちらが優れている・劣っている」ということはありません。
ただ、女子校には共学校にないものもあります。
高校生活はその後の人間形成に影響を与える大事な時期だからこそ、自分にとって何を優先するべきかを考えて志望校を選ぶことが大切です。
最初から女子校・共学校と決めるのではなく、広い視野を持って自分に合った高校を考えていきましょう。

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