【特集】高校生で短期留学するには?メリットやオススメの国など
「高校生で留学は早すぎる」という声が聞かれる一方、グローバル化の加速やSNSで海外に触れる機会が増えたため海外留学に興味を持つ中高生が増えているのは事実です。
高校生の留学は主に「短期留学」と「長期留学」の2つがあります。短期留学は長期休みを利用して留学を行うことが主流で、学校の勉強に遅れをとるといった心配がなく人気です。
短期留学であれば高校生活に支障をきたすことなく英語を学べ、今後の進路を選択する上で貴重な体験ができます。
この記事では、以下のような内容を紹介しています。
- 高校生が短期留学をするメリット
- 高校生が短期留学する上で最適な時期
- 高校生が短期留学する方法
「高校卒業後に長期留学を検討している」「英語をスキルアップさせたい」という方は是非参考にしてみてください。
高校生が短期留学するメリット
吸収力が高い高校生のときに留学経験をすることには大きなメリットがあります。とはいえ長期留学はどうしてもハードルが高くなってしまいます。
しかし短期留学であれば心理的にも物理的にもハードルはぐっと下がります。高校生の短期留学には以下のようなメリットがあります。
- 短期間で語学力が上がる
- 行動力や自立心を養える
- 長期留学よりも精神的負担が少ない
- 長期留学へのファーストステップになる
高校生が短期留学する最大のメリットは「短期間で語学力が上がる」ということです。
短期留学することで常に英語漬けの環境に身を置けるため、日本にいるよりも語学力を伸ばせます。
英語上達への近道は「英語を使ってたくさんの会話をすること」です。短期留学では友達やホストファミリー、先生などと会話をする際に英語を使うので大量のアウトプットができ、飛躍的に語学力がアップします。
短期留学は語学力を伸ばせるのと同時に行動力を身に付けられます。
短期とは言え、留学中には「1人で解決しなければならない問題」が必ず出てきます。
問題を解決するためには、自分で行動を起こして解決することが必要となりますそのような場面をクリアしていくことで行動力や自立心を養うことができます。
また、長期留学を経験された方の中には「留学中に日本に帰りたいとネガティブな気持ちになった」という方も少なくありません。
留学は言葉の壁を始め、文化や習慣など慣れない環境にストレスを感じることもあります。
長期留学では最長でも1年の期間があるのに対して、短期留学は長くても3ヵ月です。
短期留学は期間が短い分、精神的な負担が少ない状態で留学期間を過ごせます。
最後に短期留学は長期留学へのステップになることも少なくありません。
高校生の短期留学は、長期留学に加えて海外での就職など夢を叶えるため貴重な経験となります。
高校生の短期留学に最適な時期
高校生で短期留学する際に気になるのは「帰国後の勉強」ではないでしょうか?
短期留学は2~3週間が目安とされていますが、大学受験を検討している方は「遅れをとってしまうのでは…」と不安になりますよね。
高校生で短期留学をする場合は夏休み・冬休み・春休みなどの長期休みの間に留学するのが最適です。
長期休みを利用して短期留学をすることで勉強に遅れをとることがないため、最適な時期と言えるでしょう。
高校生の短期留学におすすめの国
短期留学をする上で「留学先選び」はとても迷いますよね。同じ英語圏の場合でも国が異なれば気候や生活するスタイルも変わってきます。
こちらでは、高校生の短期留学におすすめの国をまとめています。各国の特徴や費用相場も解説しているので、短期留学先選びをする際に参考にしてみましょう。
アメリカ
映画やドラマ、テーマパークなどでもお馴染みの「アメリカ」は短期留学先としても人気があります。
食や音楽、ファッションなども比較的日本人にとって身近に感じられることでしょう。
アメリカには世界の教育をリードするトップクラスの教育機関が多数あります。
参加する留学プログラムによっては有名な大学のキャンパスで学ぶこともできます。
加えてアメリカは英語を学びに来る留学生が世界から集まるため、語学学校やホストファミリーの数も充実しています。
アメリカでのホームステイや英語学習を通して、短期間で生きた英語を身に付けられます。
【アメリカへ短期留学する場合の費用相場】
15日間のホームステイの場合/約56万円~約60万円
カナダ
カナダは世界で「2番目」に大きな国で、東西で気候が異なります。
カナダの英語は比較的訛りが少なく、綺麗で聞き取りやすいため日本人留学生から人気があります。
言語において質の高い教育制度は世界からも高く評価されており、短期留学でも飛躍的に英語力を高められます。
加えてカナダ人はフレンドリーかつ前向きな人が多いため、友達も作りやすいです。
さまざまな国から留学生が集まるので、カナダ人だけではなく世界中に友達を作れるかもしれません。また治安もアメリカに比べるといいことで人気だといえます。
【カナダへ短期留学する場合の費用相場】
15日間のホームステイの場合/約53万円~約55万円
イギリス
イギリスは英語の発祥の地とされており、イギリスで話していた言葉がアメリカ、カナダ、オーストラリアに広まったと言われています。そのためイギリスに留学すれば本場のイギリス英語を身に付けられます。イギリス英語は比較的アクセントに癖が少なく、ひとつひとつの単語をはっきりと発音する傾向があります。
イギリスはアメリカと比較して日本人留学生が少ない傾向にあり、自立心を養いたい方にもおすすめです。
また、イギリスは語学だけではなくアートや演劇などの文化的なコースや学校も多数存在しています。
そのため専門的な分野を学びたい高校生におすすめの留学先です。
【イギリスへ短期留学する場合の費用相場】
15日間のホームステイの場合/約29万〜45万円
ニュージーランド
ニュージーランドは日本と同様に四季があり、日本と似た気候で過ごしやすいという特徴があります。
教育についてもニュージーランドは世界的に高い教育水準を誇り、留学生を守る規約もあります。
語学学校や教育機関は留学生を守る規約に沿って教育を行います。そのため、短期留学に不安を感じる方でも安心して勉強に打ち込めます。
また、ニュージーランドは元々イギリスの植民地でもあり、ヨーロッパからの移民が多い国です。
よって学校のクラスメイトは国籍がバラバラであることも自然で、差別や偏見が少ない傾向にあります。
【ニュージーランドへ短期留学する場合の費用相場】
15日間のホームステイの場合/約30万円~
高校生が短期留学する方法
高校生が短期留学する方法は次の二つです。
- 民間の留学プログラムに参加する
- 高校の海外留学制度を使う
こちらでは高校生が短期留学する方法を解説しています。
民間の留学プログラムに参加する
高校生が短期留学する方法の1つとして民間の留学プログラムへの参加が挙げられます。
民間の留学プログラムとは「公益財団法人AFS日本協会」「国際交流財団YFU」「JFIE」「EF」などの民間留学支援団体が行うものです。
民間の留学プログラムには2週間の語学学習やホームステイ体験などさまざまなプログラムがあります。行き先や期間、目的別のプログラムをご自身で選べるのが特徴的です。
高校の海外留学制度を使う
近年、留学が身近なものとなり、高校生で留学を希望されるケースも増えました。それに合わせて「留学制度」を設けている学校も増えています。
高校の海外留学制度を使う場合は、学校が提携を結ぶ海外の教育機関が留学先となります。留学先ではホストファミリーに滞在して、その地元の高校へ通います。
また、お互いの文化や知識の交換を行う「交換留学」の場合は留学費用を免除される場合もあります。
海外留学制度がある品川エトワール
近年、グローバル化の広がりやSNSで海外の情報に触れやすくなったことで、高校生の頃から海外や英語に興味を持つ方が増えています。少し前までは「高校生で留学なんて早いのでは?」と考える親御さんも少なくありませんでしたが、最近では高校生の段階で海外留学することは珍しいことではありません。
短期留学を希望する方にとって、学校側のサポートと理解は必要不可欠です。
品川エトワールには、語学や国際的な価値観・考え方を学べる「国際キャリアコース」があります。国際キャリアコースではネイティブな教員が中心となり実用的な語学を学べます。全員が海外生活を体験するため、ハイレベルなグローバル体験をできるのも特徴のひとつです。
また、短期間の留学から本格的な長期留学まで個々のニーズに合わせた国際交流プログラムをご用意しています。
留学を希望する場合、学校独自の補助金制度を活用すれば数十万円から留学できます。留学期間も3ヵ月〜1年を選択でき、現地での生活の中で英語力や国際感覚を身に付けられます。
都内、神奈川、千葉、埼玉で高校での短期留学を検討している方は、ぜひ品川エトワールの学校説明会やイベントにご参加ください。