【国際キャリアコース】特別授業を実施
海図もコンパスも使わずに太陽や月、星や波を読んで航海するカヌー「ホクレア号」。
コミュニケーション英語の教科書『CROWN English Communication Ⅰ』(三省堂)第3課「A Canoe Is an Island」で学んだ、ハワイの伝統的な遠洋航海船ホクレア号に日本人として初めてクルーとして乗船した内野加奈子さんをゲスト講師にお招きし、ハワイからオンラインで特別授業を行っていただきます。
当日は、ホクレア号での体験や伝統文化の継承などについてお話をいただく予定です。
日時:2021年6月30日(水)13:40~15:10
対象:国際キャリアコース1~3年生
方法:ハワイ(オアフ島)とZoomでつなぎ、各教室にて視聴
内野加奈子(うちのかなこ)さん
東京都生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒業後、ハワイ大学大学院にて海洋学を学び、ハワイ州立海洋研究所でサンゴ礁研究に携わる。伝統航海術師マウ・ピアイルグ氏、ナイノア・トンプソン氏に師事し、海図やコンパスを使わない伝統航海カヌー「ホクレア」の日本人初のクルーとなる。北西ハワイ諸島航海など数多くの航海を経て、2007年にハワイから日本への航海に参加。帰国後、海や自然について学ぶ場づくりに取り組む。「海の学校」主宰。「特定非営利活動法人土佐山アカデミー」理事。著書に、高校教科書に採録された『ホクレア 星が教えてくれる道』(小学館)、海の絵本シリーズ『星と海と旅するカヌー』、『サンゴの海のひみつ』、紙芝居『雨つぶくんの大冒険』など。
アメリカ合衆国建国200周年記念行事の一環で造られた、ハワイの伝統的な遠洋航海船のレプリカ。1976年、ハワイ-タヒチ間を、近代的計器を使わない伝統航法により航海することに成功。2007年には日本人クルー・内野加奈子を乗せて、ハワイ-日本間の1万3,000キロメートル、5か月に及ぶ航海を成功させた。