【国際キャリアコース】イングリッシュキャンプを行いました(7/29・7/30)
国際キャリアコースは、毎年夏休みに軽井沢にある寮へ出かけ、「No Japanese, Only English」をテーマとした「イングリッシュキャンプ」を実施しています。今年度はコロナの影響で軽井沢に行くことができない代わりに、校内を利用してイングリッシュキャンプを行いました。
国際キャリアコース1・2年生の生徒たちが、日本の大学で学んでいる海外留学生をお招きして、2日間英語でのみコミュニケーションをとりながら過ごします。一番の目的は、いろいろな国の文化を学ぶことです。留学生の出身国は、ヨーロッパ・アフリカ・中東・インド・東南アジアと様々で、学校が国際交流の舞台になりました。
まずは英語でのコミュニケーションに慣れるため、自己紹介を兼ねたゲームからスタート。その後、今度は生徒たちが留学生にエトワールの校舎を案内しました。お互い打ち解けたところで、留学生の国の文化を知るアクティビティーを行いました。
私たち日本人は、欧米文化については何となく知っていますが、それ以外の、アフリカや中東などの地域についてはどうでしょうか。今回、様々な国の留学生から、その国の人々の暮らし・国民性・習慣、さらには食べ物・ファッション・有名な観光地などについてお聞きすることができました。まるで世界旅行をしているかのようで、改めて「世界は広いなぁ」と感じることができました。
この日は、前日に学んだ国々の社会問題について考えました。全12グループに分かれ、それぞれの国で起きている社会問題や、その原因などについて分かったことをまとめ、また、その解決に向けて自分たちにできることは何かを考え、発表の準備をします。
最後に、各グループのプレゼンテーションを行いました。発表はもちろんすべて英語!世界には解決すべきいろいろな社会問題があることに驚かされました。どの生徒たちも、世界にはびこる社会問題の根深さを改めて実感することができました。
生徒たちは、最初は緊張気味でしたが、アクティビティーを進めながら留学生と次第に打ち解けていき、インターネットや学校の授業では得ることのできない、生きた文化交流体験ができました。
今回の2日間のキャンプでは、世界中の国々から人々が集まった時、お互いコミュニケーションを行う言語はやはり英語なんだということを、改めて感じることができました。
いつも使っている教室が、世界をより深く知るための体験学習の場となりました。留学生の皆さん、2日間本当にありがとうございました!