在校生
【ネイチャースタディコース】恵泉女学園大学で特別授業を受講(7/31)
ネイチャースタディコースの1,2年生が恵泉女学園大学を訪問
7月31日(土)にネイチャースタディコースの1年生と2年生の全員が高大連携協定を結んでいる恵泉女学園大学を訪問しました。
ネイチャースタディコースでは普段の授業から専門科目での学習を通じ、有機園芸を実践しています。
今回の訪問は高大連携プログラムの一環として、有機園芸を広大なキャンパスで長年実践している恵泉女学園大学のみなさんの活動にふれ、今後への活かし方を検討することを目標としています。
【プログラム内容】
➀キャンパス内の各種ガーデン見学
➁生活園芸の講義
➂教育農場の見学ときゅうりの収穫
④振り返り
➀キャンパス内の各種ガーデン見学
キャンパス到着後、まず各種ガーデンを見学しました。
ガーデンでは、季節の草花をキレイに植えるだけではなく、 地域で病や障害を持つ方へ植物や園芸作業を介して支援する、 園芸療法としての意味も兼ね備えています。
その為、 車いすの方でも作業がしやすいようにプランターが高い位置に設置 してあるなどの工夫がありました。
ガーデンでは、季節の草花をキレイに植えるだけではなく、
その為、
➁生活園芸の講義
恵泉女学園大学では、どの学部であっても1年次に必ず「生活園芸Ⅰ」
授業のテーマは「
普段どのような授業を行っているのか、なぜ全学部で必修なのかを含め、講義を受けました。
有機農業を取り入れることによって「循環」「共生」「多様性」を学び、そして野菜作りを通じ「人と人との関係」「
ネイチャースタディコースでは、恵泉女学園大学の澤登教授監修のもと、講師の方をお招きして園芸の授業を行っています。
➂教育農場の見学ときゅうりの収穫
教育農場では、有機農業で年間12種類の野菜を2人1組で育ててい るそうです。
そこで実際に育ったキュウリの収穫、誘引、 収量作業を行いました。
本校でもキュウリは育てていますが、 プランターで育てているため、 その実りの数や大きさが明らかに異なっていました。
この教育農場は有機JAS認定を受けており、 それを維持するために収穫物の収量は必ず測らないといけないこと になっているそうです。
そこで実際に育ったキュウリの収穫、誘引、
本校でもキュウリは育てていますが、
④振り返り
振り返りの中で、澤登先生から「 野菜全般が食べられない子はいますか?」という問いがあり、 数名が手を挙げました。
その理由が明確ではなかったことを受け、澤登 先生は、
その理由が明確ではなかったことを受け、澤登
「現代は飽食の時代になっており、 無理して野菜を食べなくても食べ物がたくさんある」
「核家族化が進み家庭菜園を行う祖父母が減り、子ども達が幼少期から身近に野菜に触れていない」
「核家族化が進み家庭菜園を行う祖父母が減り、子ども達が幼少期から身近に野菜に触れていない」
など、いくつか原因となることをお話してくださりました。
今回のプログラムを通じ、 植物を育てることが心理領域に応用できること、 有機農業が自然との共生を促し、 持続可能な社会を作る足掛かりになることなどを学ぶことが出来ま した。
二学期以降の園芸の授業の中で、
当日の様子は、ネイチャースタディコースのInstagramをご覧ください。