エトワールニュース

今年の2月に、ネイチャースタディコースの現3年生が、公益財団法人インテリア産業協会主催の「知ろう、学ぼう、インテリアアイデア募集2022」という、SDGｓの達成に向けたこれからの暮らしの中で「あったらいいな」と思うSDGｓを絡めたインテリアアイデアを考え、その案をプレゼンボードで提出するというコンペに応募しました。
全国から94点の応募がある中で、実用性の高さと背景となっている問題点の提示が評価され、3年生のN.Eさんが最優秀企画賞をいただきました。 N.Eさんが考えたのは「サステナブルなラグ」といって、通常では処分されてしまう残糸を活用して、ラグを作るというアイデアです。これはSDGsの目標12の「つくる責任　使う責任」を意識したアイデアです。

2年次の「生活デザイン」という授業で、自然を利用した生活空間の創造や生活環境の再認識を学び、１年間の総仕上げという位置づけで、初めてこのコンペに参加し、この賞をいただきました。

受賞したことを聞いた時は、驚いたと同時にとても嬉しい気持ちになりました。
1年生の時からSDGsについて学び、2年間やってきたことを評価してもらえたのかなと思います。

私が今回選んだSDGsの目標12は、持続可能な社会に向けて資源の効率的な利用や廃棄物削減を目指しています。現在国内では年間170万トンもの繊維廃棄物が発生しています。そこで、通常では廃棄されてしまう残糸を、うまく活用することで、廃棄物の発生を抑えることができます。その結果、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出量を減らすことにも繋がり、環境への負担を軽減することができると思いこのインテリアを考えました。

これからもたくさんのことを学び、新たなことに積極的にチャレンジしていきたいです。