【国際交流】オーストラリアとオンライン交流!
エトワールでは、毎年夏にオーストラリア研修旅行を実施しています。今年はコロナの影響で実際の渡航はできませんでしたが、3日に渡ってオンラインでの研修を実施することができました。オンラインとはいえ、内容は盛りだくさん!今回は、その内容をご紹介します。
まずはウォーミングアップとして、実際に2人のネイティブスピーカーの先生にお越しいただき、対面で英語の授業を行いました。英語だけでなく、ガイドブックには載っていない、いろいろなオーストラリアのトリヴィアをお聞きし、生徒達は「へえ~」を連発。
英語に慣れたところで、次はリモートでホームステイ体験。ホストファミリーとオンラインでつながり、オーストラリアの日常生活を体験することができました。お二人はケアンズにお住いです。オーストラリアは今は冬ですが、ケアンズは温かい場所にあるので、日本の6月くらいの気候でとても過ごしやすいとおっしゃっていました。話題になったのは「ベジマイト」。日本でいう納豆をペーストにしたような食べ物です。パンにつけて食べるのだそうですが、オーストラリアの人々は大好物だそうです。一方、日本人にはどうかというと... オーストラリアに行った時は是非お試しあれ!ちなみに、午前中のモーニングティーの時間に、「ベジマイトスナック」を食べました。これはなかなかいける!
続いて、ヨーロッパの人々が移住してくる前からオーストラリアで暮らしていた先住民「アボリジニー」の人々の文化体験をしました。独特な音楽や文様、施されるデザインは、現在の私たちが見てもとても斬新で、アボリジニーの人々の豊かな文化を学ぶことができました。
まず初めに、ケアンズの中学生とディスカッション。国は違っても、やはり同じ世代の若者たち。日頃抱えている思いや悩みは世界共通ということがわかりました。オーストラリアは日本と同様、学校には制服で登校するようです。ただ、動きやすいジャージのような制服もあれば、日本のようにきちっとした制服もあるそうです。今回の学校はケアンズの比較的暖かいに場所にある学校なので、どちらかというとラフなテイストの制服だとのことですが、日本の私達が見てもかわいいと感じる制服でした。
また、小学生とのセッションもありました。オーストラリアは第二外国語として日本語を学ぶ生徒が多いそうですが、この学校の児童たちはかなり日本語を学習していて、日本語が喋りたくて喋りたくてしょうがない!といった感じで、日本語を連発していました。オーストラリアの国家を歌ってくれたので、私たちも日本の君が代を歌ってお返しをしました。
こうした外部との学校の交流というのは、やはりいろいろな刺激がもらえます。予想以上にとても充実したオンライン研修になりました。何事もそうですが、やらないよりチャレンジしてみることが大事。それによって、自分が知らないいろいろな人と出会い、話をし、自分の経験を増やすことができます。研修を行った3日間で、ますます「実際にオーストラリアに行きたくなった!」という生徒も、多いのではないでしょうか。
また、このオンライン研修を準備するにあたり、実は様々な人が関わってくださいました。その皆さんのおかげで、実際に渡航する経験に負けないくらい、充実した夏の思い出となりました。この企画に携わってくださった方々、またオーストラリアの皆さん、良い経験をありがとうございました。