【留学】オランダ1年間留学レポート
エトワールの留学プログラムは、様々な国の中から留学先を選ぶことができます。
カナダ、アメリカ、ニュージーランドといったメジャーな留学先をはじめ、ブータンやフィリピンといったアジアの国々も選択肢の一つです。長期または短期の留学を行い、その土地でしか学べない文化を学んで帰国します。
ちょうどいま、ヨーロッパのオランダへ留学している生徒がいます。皆さん、オランダはどんな国だと思いますか?意外と知らないことが多いのではないでしょうか。
現地から、留学生の最新のレポートが届きましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
学校では英語、数学、オランダ語、地理、美術、体育、CKV(アートの授業の一種)を受けています。
授業は全体的にレベルが高く、宿題や試験の内容はデータを元に意見を書く思考問題が多いです。また、宿題はプレゼンや読書、レポート、リサーチが多く、時間がかかりました。
言語の問題で授業についていけないこと、他の生徒と同じ課題は出来ないことも多かったですが、挑戦したことで言語力が上がり、知識もついたと思います。
他の留学生と交流があることで、全く違う地域、違う環境の家庭についても知ることができました。これによって、オランダの文化や生活がどんなものなのか偏りなく知れたと思います。
そこで、私が見つけたオランダの変なところを紹介します。
その一、パン。オランダの人々は本当にパンをよく食べます。南の人も北の人も老若男女パン。それもみんな同じタイプの、食パンより一回り小さいスライスされたパン。パンを食べない例外の方は現在のところ見たことがありません。トッピングはチーズ、ハム、ピーナッツバター、チョコレートが主流です。外国に旅行するときもパンとトッピングを持参し食べるほど。こんなに食べて飽きないのだろうかと不思議に思います。
その二、自転車大国。自転車がないと生きていけないほど自転車が普及しています。学校、買い物、駅、どこに行くにも自転車で、雨が降っていてもフードで雨をしのいで漕ぎ去ります。衝撃だったのは、雪が積もっていた時もなんともなさそうに皆自転車移動をしていたこと。私もなんでもない顔をして自転車で通学しましたが、もちろん転倒しました。
オランダ人はダイレクトにものを言うことで有名で、高校生も同じです。実際に、食べ物が口に合わなかったり、面倒なことはハッキリと言ってくれるので分かりやすいです。
また、私が気づいたのは、日本人は奇抜なものに対して褒めたりお世辞を言ったりすることがありますが、オランダ人は本当に良いと思っている時しか褒めることはしません。ちなみに、私はカナダにも留学していた時期があるのですが、カナダの人は「あなたの服すてき!」と何でも褒めます。
学校内での生徒の様子は、捉え方によっては真面目です。10段階中5以上の成績を取らなければ留年のため、ギリギリの点数までは皆きちんと勉強します。
全体的に自由な雰囲気ですが、実際には自己管理が重要で、成績が足りずに留年または転校する人の割合は多いです。
いかがでしたか。送ってくれたレポートがかなりのボリュームだったため、ダイジェスト版として短くしてお送りしました。日本とは違うオランダの留学生活が分かるレポートだったのではないでしょうか。
その国に行ってみて初めて分かる魅力を学べるのが、留学の醍醐味です。皆さんもエトワールで、留学体験をしてみませんか。