イギリス修学旅行レポート②
11月6日(土)
イギリス修学旅行の2日目は、雨が多いロンドンにしては珍しく朝から太陽が雲の間からのぞき、気持ちのよいお天気に恵まれました。今日の午前中はまずバスでロンドン市内を観光。まず最初に訪れたのがエリザベス女王が今でも時々訪れるバッキンガム宮殿でした。宮殿を24時間見守るあの有名な衛兵の歩く姿を直に見れて、生徒たちは大喜びでした。そのあと訪れたのはイギリス正教会の中心となるセントポール大聖堂で、バロック建築の代表的なその建物は荘厳な雰囲気を街全体に与えていました。
次に訪れたのがロンドンのシンボルとも言われているビッグベン&国会議事堂。11世紀から歴代の王様たちが住んでいた元ウェストミンスター宮殿で、ヘンリー8世の時代から現在の議事堂として使われだしたようです。そのすぐそばにある2000年に作られた大型の観覧車、ロンドンアイは今でも若者たちのデートスポットとして大人気でいつも長い列ができています。そしてテムズ川のランドマークと言われているタワーブリッジは1894年に建てられたとても美しい跳ね橋で、大型船が通るときに橋が跳ね上がる姿は今でも多くの注目を集めているようです。今日の昼食はイギリス名物、フィッシュ&チップス。白身の魚を丸ごと一匹揚げた料理は見た目にもボリュームがあり、豪快な感じではありましたが、味は意外に美味しく、好評でした。
午後からは今回の修学旅行のひとつの目玉でもある大英博物館を見学。ナポレオン軍によって発見され、後のヒエログリフ解明の鍵となったロゼッタストーンや数々の生々しいミイラなど、古代エジプト、ギリシャ、ローマ、メソポタミア文明その他世界中の至宝約15万点が展示してあるこの博物館は世界一の博物館と言われている通り、丸一日かけて見学しても時間が足らないぐらいのスケールの大きさでした。かつてイギリス王国が世界を席巻していたことをあらためて思い知らされました。
夕食のあとは2つのグループに分かれて演劇「ライオンキング」の鑑賞とロンドン夜景ツアー。本場ロンドンの演劇は舞台と観客席との距離も近く、日本では味わうことのできない迫力ある本物の演劇を鑑賞することができました。ロンドン市内は早くもクリスマスデコレーションが始まっており、ロンドンで一番有名なデパート、ハロッズも見事なライトアップがされていて、ロンドンの夜の街を華やかに演出していました。
とても盛りだくさんだった2日目、明日はロンドンの郊外に足を伸ばして、ストーンヘンジとバースを訪問する予定です。