国際コースNews 2012 vol.5
アメリカ1年間留学レポート
昨年の9月から1年間、アメリカの姉妹校バレークリスチャンハイスクールに、本校の2人の生徒が留学をしています。ちょうど今はSecondセメスターで日本の2学期にあたります。アメリカなどほとんどの国は9月が新学期だからです。2人とも学校はもちろんお世話になっているホームステイでも順調だそうです。3か月に1度向こうでの生活を手書きのレポートで送ってもらっています。今回はその一人に許可をとってそのレポートを掲載します。留学を希望している中学生のみなさん、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
国際コース 3年I組 井守 香菜子
私がアメリカに来てから早くも5か月が経ちました。この5か月はとても早いように感じます。色々なことに慣れてきたと同時に日本が恋しくなり始めました。ですがその恋しさ、さみしさを忘れさせてくれる出来事も沢山ありました。
11月はアメリカの感謝祭があります。感謝祭では親類が集まりとても大きな食事会を開きます。それぞれ食べ物を持ち寄ったためテーブルにとても置ききれないほどの食べものが集まってしまいました。その数に圧倒され、残念なことにあまり食べることができませんでした。生まれて初めて大量の食べ物を見て食欲がなくなりました。
感謝祭の休みの間にヨセミテ国立公園に連れて行ってもらいました。そこでハイキングをし、滝を見に行きました。滝の流れは激しく離れているのにもかからず水が顔にかかりました。春は滝の流れが10倍ほど激しくなるそうです。宿泊はお友達が別荘を貸してくれたらしくとてもきれいでかわいらしい別荘に泊まることができました。美しい大自然に囲まれたその別荘で3日間過ごしとても良い思い出ができました。
さてアメリカと言えば私の中ではクリスマスなのですが、そのアメリカのクリスマスが思っていた通りすごかったです。どの家もクリスマスライトをつけ、庭には巨大な人形、ラジオの音楽に合わせてライトを点滅させたりとまるでご近所同士で誰が一番クリスマスにふさわしい家が競っているようでした。中にはサングラスが必要なほどのライトを自分自身でつけている家もありました。どこの家もすごいのに、私の家はクリスマスライトは付けたものの一度も明かりをつけませんでした。ちなみに忘れているのか今でも屋根についたままです。そしてクリスマスで最も盛り上がったのはもちろんプレゼントでした。プレゼントリストを書きホストマザーに渡すのですがそのリストどおりにプレゼントがもらえて感動しました。こちらでは小さなプレゼントをストック(靴下)に入れて大きいプレゼントはクリスマスツリーの下に置きお昼頃年齢順に1つずつ開けていきます。自分の番が来るのを楽しみにしながらみんながどんなプレゼントをもらったのか見るのも楽しかったです。
クリスマスが終わりあっという間に新年を迎えました。ニューイヤーズパーティーで友人のもの凄く大きい豪邸に行きました。まるでホテルのスイートルームのような部屋に私はテンションが上がってしまい、何を思ったかマイナス3度という気温の中、プール付きのテラスでアイスクリーム食べながらパソコンで映画など見ながら過ごしました。その後風邪をひいたのは言うまでもありません。
ここに書いたことは楽しいことばかりでしたが、もちろんつらいことも楽しいことと同じくらい経験しました。冬だからでしょうが人が恋しくて泣いてしまいそうになる夜もありましたが、帰国してアメリカを思い出したとき、後悔したことがでてこないように残りの4か月を有意義に過ごす努力をします。
いかがでしたでしょうか。留学の詳しいことをお知りになりたい方は遠慮なく品川エトワールの国際コースにお電話でもメールでもお知らせください。