第６回募金活動報告（生徒部）
昨年３月１１日に起きた東日本大震災から１年以上の月日が流れました。
私たちは、今年も６月２１日（木）と２２日（金）の２日間、６回目となる募金活動を行いました。前回同様、生徒会を中心に在校生および先生方が一体となり、大井町駅、青物横丁駅、学校前の３か所で募金を呼びかけました。
梅雨の時季ということで、じめじめとした暑さの中、汗をかきながらも大きな声をだし、一生懸命頑張りました。
私は去年に比べると被災地の方々に復興支援をしようという気持ちが薄れているということに気づきました。まだまだ、元の生活に戻るまでに時間がたくさんかかります。しかし、私たちは自分自身でその大変な思いを経験していないので被災者の方への気持ちが薄れてきているのではないでしょうか。そのため、このような募金活動をやることによって１人でも多くの方が被災地に目を向け、復興支援をする気持ちが強くなればいいなと思い参加しました。
今まで私は、募金活動をしている方々をたくさん目にしてきましたが、気にも留めていませんでした。しかし、自分で募金活動をやってみると、初めは恥ずかしさから大きな声を出すのが嫌で、やりたくない気持ちになりました。ただ、時間がたつにつれ、たくさんの方が募金箱にお金を入れてくださったことで少しずつ緊張もほぐれ、やりがいを感じてきました。緊張がほぐれるとともにお金を募金してくれた時の嬉しさとたくさんお金が集まった時の達成感も知ることが出来ました。今回の活動をきっかけに私も募金をして下さる方や被災地の方々に少しでも役に立つことがあれば、積極的に協力していきたいと強く思いました。
早朝の忙しい時間でしたが、私たちの募金活動にたくさんの方が足を止めてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。その中でも「頑張ってください」「お疲れ様」と数多くの激励の言葉をかけていただき本当に嬉しかったです。
今回の募金活動では２日間を通じて179,461円の寄付金が集まり、先日行った本校の授業参観での募金2,419円を加え、合計181,880円が集まりました。たくさんの方々のご協力本当にありがとうございました。
３年Ｂ組 渡辺 彩海
なお今回集まった寄付金は国連女性機関（ＵＮ Women）を通じて被災地の方々に送られます。