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５月１８日の土曜日、マルチメディア表現コース１年生は上野動物園へスケッチ会に行ってきました。

普段は楽しみに行く動物園も、今回は学習の場。動物研究員の方から動物を観る際の着眼点や留意事項、動物たちの体の構造などを詳しく教えて頂きました。普段何気なく見てしまうキリンを目の前にレクチャーを受けた生徒たちは、「あ～」「なるほど」「へー」など驚きと納得、合点の連続でした。研究員の方曰く「動物の絵一つを見た際、どんなにデフォルメしたモノでも、個体をきちんと見て描いたモノとそうでないモノはすぐに分かってしまいます」とのこと。少し意識と視点を変えるだけで、見たモノへの理解の深まりがガラリと変わる。説得力のあるデザインとは何か、生徒たちにとってヒントを掴む非常に有意義な一日となりました。

クラスでは今回のスケッチ会でストックした絵を、今後の制作活動に反映していく計画です。