ボランティア活動
発展途上国の子どもたちによりよい教育環境を！国際貢献活動講演会開催
2月18日(水)、NPO法人 国際学校建設支援協会代表の石原ゆり奈さんをお招きし、マルチメディア表現コースの1,2年生を対象に、「教育と国際支援」をテーマとした講演会を開催しました。
今回お招きした石原さんは、学生の頃から主に東南アジアの発展途上国の教育環境整備のためのボランティア活動を続けており、現在は東南アジアの中でも特に開発が遅れているラオス、ネパールを中心に、学校建設および教育環境を改善する活動を行っています。その活動は今では全国に広まり、年に3～4回、全国の学生ボランティアと一緒に各国を訪れ、現地の子どもたちと触れ合うと同時に学生と共に自分たちでできることを考えながら、普通の教育が受けられる環境を整えることを目指しています。
今回の講演では、その発展途上国の生活・学校の現状や、国によっては社会主義が故の不自由さ、古い習慣であるカースト制（身分制度）がまだ根強く残っているなど、日本では考えられないような貧困の状況や、政治・文化の違いなどの話しもあり、国際貢献をする上での現実的な難しさが伝わってきました。
今回の講演会をスタートとして、マルチメディア表現コースでは今後、デザインや映像等を媒体として発展途上国の子どもたちに対して、自分たちでできることを考え、アクションを起こしていく計画です。グローバル社会が進む中、先進国だけではなく、発展途上国に対する理解も深め、国際貢献の意義を追究していきます。マルチメディア表現コース