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オーストラリア・ホームステイレポート!

オーストラリアホームステイレポート最終回

帰国前日、Kyogle high schooでは私達エトワール生を送り出すための全校集会が開かれました。前回のレポートでお伝えした通り、生徒達はこの日のために一生懸命英語のスピーチを練習してきています。1人3~5文程度の短いスピーチとは言え、大勢の前で英語をしゃべるプレッシャーに、生徒達は朝から大緊張(たとえ1対1でも英語を話すのは緊張するものですから、当然です!)。英会話の授業を担当してくれたJackie先生のからアドバイスは、とにかく「前を向いて!」「大きな声で!」「自信をもって!」ということ。
日本の学校生活とオーストラリアの学校生活について、豊かな緑や星空などオーストラリアの大自然について、ホストファミリーが週末に連れて行ってくれた遊園地について。。。1人1人が一生懸命考えた文章を、生徒達は心を込めて話をしました。全員のスピーチが終わる頃には、みんなの緊張が伝わって、見ているこちらがヘトヘトになってしまうほど。笑
「本当に通じるかな?」と不安でいっぱいだった生徒達ですが、Kyogle high schoolのみんなは前のめりになってスピーチを聞き取ろうとしてくれました。笑いがこぼれたり、拍手がわいたりと、自分達のスピーチにリアクションが返ってくると、顔をこわばらせて演台に立っていた生徒達の表情も思わずほころびました。
スピーチが全て終わったところで、国際キャリアコースの生徒代表から「ここで、私達が日本から持ってきたプレゼントがあります!」と一言!実は、紙風船やコマなど、日本の昔ながらのおもちゃを出発前に買ってきたのです。けん玉と竹とんぼのデモンストレーションを見せると、Kyogle high schoolの生徒達からは大歓声が上がりました!
集会が終わると、別室でちょっとしたお別れパーティーを開いてくれました。ケーキやジュースを食べたり飲んだりしながら、最後の記念写真を撮る生徒、けん玉にチャレンジする生徒、折り紙を教えてあげる生徒など、残りわずかの時間を惜しみつつ、最後の交流を楽しみました。

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帰国当日はあいにくの大雨(ここまで毎日晴天にめぐまれていただけに残念)!早朝の出発でしたが、これまで本当に親切にしてくれたホストファミリーとのお別れに、生徒達は号泣。
「何とかして感謝の気持ちを伝えたい」と、辞書や翻訳アプリとにらめっこしながら、頑張って英語で手紙を書いた生徒も多くいました。何かの気持ちを「伝えたい!」と強く思うことこそ、外国語を学び、上達させるために、一番必要なことなのかもしれません。
日本時間の夕方6時半、様々な貴重な出会いと体験を経て、22名の生徒全員が無事帰国しました。嬉しかったことや大変だったことを通して、二週間の間に少しだけ成長した生徒達。今回の経験をただの思い出にせず、今後の自分の糧として、二学期以降の学校生活に、そして卒業後の生き方に、つなげていってもらいたいと思います。

オーストラリアホームステイレポート⑤

Kyogle high schoolでのお勉強もいよいよ終盤にさしかかりました。今回は、こちらの学校生活が日本のものとどう違うのか、お伝えしたいと思います。

今回のプログラムに参加している本校の生徒22名の英語力は様々。このため、全員を対象にした基礎的な英会話の授業が毎日組み込まれています。それに加えて、3~4人の小グループに分かれて、Kyogle high schoolの生徒達に混ざって、通常こちらの学校で行われている授業にも参加させてもらっています。
こちらの授業は日本と比べて本当にバリエーション豊か!英語はもちろんのこと、数学、理科など日本でもおなじみの授業の他に、Photography(写真)、Woodwork(木工)、Drama(演劇)なんて科目まであります!
Kyogle high schoolはすべての教室に電子黒板が設置されていて、ありとあらゆる授業で画像や映像などの資料を使いながら授業が進められていきます。音楽の授業ではアーティストのライブ映像を鑑賞したり、家庭科の授業ではナプキンの折り方をデモンストレーションの映像資料から学んだりしていました。また、数学の授業に出た生徒は、数学の授業がITルームで行われ、生徒達がパソコンを使って問題を解いていくことに驚いたそうです。

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私達がよく知る科目でも、日本と大きく違うものもあります。例えば体育!まず、ジャージに着替えるという習慣がほとんどありません。Kyogle high schoolはUniform(制服)のある学校ですが、あまり規則は厳密ではないらしく、体育の授業にあわせてかなり動きやすい格好で登校している生徒が多いようです。さらに、日本では男女分かれて体育が行われるのが一般的ですが、こちらは男女一緒くたに授業を行うのが当たり前。男子も女子も分け隔てなく仲良く授業に取り組んでいます。

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授業最終日には、全校生徒が集まる集会において、「二週間のホームステイで感じたこと」について全員が短いスピーチを行うことになりました!英会話の授業の時間を使って各々違う文章を考え、猛特訓中ですが、初めてのチャレンジに生徒達は今から大緊張。次回はそのようすと、ホストファミリーとのお別れのようすをお伝えさせていただきます。

オーストラリアレポート④
Weekdayのうち4日間、英語でのお勉強を頑張った生徒達へのプレゼントに、金曜日はKyogle high schoolの先生方・生徒達が、動物園へ遠足に連れて行ってくれました!
到着以来、ステイ先や学校の農場で牛・馬・羊などの家畜とふれあってきた生徒達ですが、やはりオーストラリアに来た以上、コアラ&カンガルーとふれあわずには帰れません!

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私達の訪れたカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリは、人気者のコアラやカンガルーはもちろん、ほ乳類・は虫類・両生類や色とりどりの野鳥などを幅広く飼育している自然公園。しかもその多くはオーストラリア固有種だというのですから、オーストラリアという土地の生物多様性の豊かさを実感します。園内には、傷ついた野生動物を保護・治療する目的の、動物病院も併設されていました。

入園するとすぐ、コアラを抱っこして写真を撮ってもらえるアクティビティが生徒達を待っていました。写真で見るより、実物はずっとカワイイ!!抱っこさせてもらった生徒達はみんな、ギュッとしがみついてくるその仕草にメロメロでした。フワフワのような、ゴワゴワのような、何とも言えないさわり心地(生徒談)。
その後は動物園スタッフさんによる生き物のレクチャー(もちろん英語で行われますが、それにしてもみんなずいぶん英語を聞くことに慣れてきたなぁ、と実感!)。本物のカエル、ヘビ、ワニが続々登場し、悲鳴をあげていた生徒もいましたが、スタッフさんに「Do you want to touch?」と聞かれると、ほとんどの生徒がおずおずと手を出して、そのさわり心地を確かめていました。

レクチャー後は日本人・オーストラリア人入り混じって自由行動。カンガルーの餌付けエリアではカンガルー達が放し飼いにされており、人間慣れしているため近くによっても決して逃げようとしません。個人的には、奈良公園の鹿を思い出しました(笑)。他にも、エミュー、ウォンバット、タスマニアンデビルなど、日本ではそうそうお目にかかれない生き物達が目白押し。とっても充実した1日となりました。

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土日が明けたら、ホームステイもいよいよ終盤。生徒達は「そろそろ日本が懐かしい、でもまだまだ日本に帰りたくない」と口にしています。最初は何も分からなくて苦痛だったKyogle high schoolでの授業も、残りわずかです。学校で受ける授業もホストファミリーと過ごす時間も、1日1日を大切に噛みしめながら過ごしてほしいと思います。

ホームステイレポート③
それぞれのホストファミリーと週末を過ごした後、月曜からいよいよKyogle high schoolでの授業が始まりました!生徒達は2つのグループに分けられ、片方のグループは簡単な英会話の授業、もう片方のグループは現地の生徒達に混ざりながら色々な授業に参加していくことになります。

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英会話の授業は、日本で英語教師をやっていたこともあるJackie先生が、生徒達の英語レベルを確認しながら優しく教えていってくれます。お互いに分からないところを教え合いつつ、リラックスした雰囲気で授業を受けることができました。日本の学校で受けるOral communicationの授業に近い感じです。
一方、もう片方のグループは、さらに2~3人ずつの小グループに分かれて、それぞれランダムに振り分けられた授業に、現地の高校生に混ざりながら参加します。英語の授業はもちろん、数学、体育、パソコンなどの授業に加え、日本の高校ではなかなか見かけない、演劇の授業なんてものまで!数学の授業にパソコンを多用したり、体育の授業は特に着替えをしなかったりなど(元々かなり運動しやすい格好で登校しているようです)、授業そのものは日本と同じでも、やり方や内容が日本と大きく異なるものも多く、生徒達にとっては驚きの連続だったようです。

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1日英語漬けでお勉強に励んだことで、終業のベルが鳴る頃には生徒達もヘトヘト。お迎えに来てくれたホストファミリーの顔を見て、思わずホッとした生徒も多かったようです。
とは言え、到着当初はあんなに恥ずかしがりだった生徒達ですが、それを徐々に克服しつつもあります。明日以降の成長にも期待しつつ、見守りたいと思います!
明日は農場に出てagricultureの授業があるそうです。これもまた、日本の、しかも東京の学校では、なかなかできない体験!また改めて、そのようすをお伝えさせていただきます。

【ホームステイレポート②】
滞在2日目の金曜の朝、それぞれのホストファミリーに見送られながら、生徒達がKyogle high schoolに到着します。昨夜はさぞかし緊張で大変だったのでは??と思いきや、、、
「日本から持って行ったお菓子をすごく喜んでもらえた」
「一緒にUNOで盛り上がった」
「飼ってる馬に乗らせてくれた」
「ヘビとトカゲがいた」(←!!)
「クジャクがいた」(←!!!)
などなど、それぞれに最初の夜を十分Enjoyした様子。言葉でコミュニケーションをとるのはまだまだ難しいようですが、臆さず楽しむことが一番大切です。

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さて学校に集合した後は、現地の高校生達とスクールバスに乗り込み、近郊のリゾート地Byron bayまでお出かけです。オーストラリア最東端にもあたるこの地域は、ゴールドコースト中心部ほど有名ではないものの、美しいビーチの周りに個性的なお店が軒を連ねる人気エリアだそう(時折お忍びでハリウッドスターも訪れるとか!)。

まずは岬の展望台からByron bayの全景を一望。

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なんと沖合を泳ぐクジラの背びれを見ることもできました!その後、町の中心部でランチ&散策。現地の高校生と混ざりあってグループを作り、ピザを食べたり、アイスを買ったり、おみやげ屋さんを覗いたりと、身振り手振りでなんとかコミュニケーションを取りながら、街の雰囲気を満喫していました。

帰りのバスの中では、日本人生徒・オーストラリア人生徒が入り交じって「Let it go」を合唱するほどの盛り上がり!前日の緊張も、ずいぶんほどけてきたようです。

週末は各々のホストファミリーと過ごし、月曜日からはいよいよ現地の授業にjoin!英語のお勉強も本格的に始まります。
次回は学校のようすを紹介しながら、現地での授業についてお伝えしていきたいと思います!

【ホームステイレポート①】
午後6時、期待と不安で胸をいっぱいにして、オーストラリアホームステイプログラムの参加生徒22名が、成田空港へ集合しました。保護者の方に見送られながら、いよいよ出発です!
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8時間半のフライトを経て、現地時間早朝にゴールドコースト空港へ到着。長旅の疲れもありましたが、大きな空、広大な土地、放牧されている牛や羊たちの群れなど、日本とは違う景色のひとつひとつに、生徒達は目を輝かせていました。
まず案内されたのはKyogle high school。日本で言うと中学一年生から高校三年生までの生徒から通っており、今回参加した本校の生徒達が、授業を受けてお勉強させていただくことになる学校です。

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ウェルカムパーティーでは、ケーキや焼きたてホットドッグ(ボリューム大!)をご馳走になりました。その後は、それぞれ小グループに分かれて学校内を散策。広大な敷地内には農場が併設されており、牛や羊、ニワトリにガチョウなどが飼われていたのにはビックリでした。さすが農業大国…!
午後3時、各ホストファミリーがお迎えに現れ、いよいよファースト・コンタクト!どのファミリーもとてもフレンドリーに接してくれたおかげで、生徒達もあまり緊張せず、初対面を済ませたようです。
image 長い長い1日となりましたが、生徒達が本当に頑張らなくてはならないのはこの後!本校引率教員の手を離れ各ご家庭に入ったということは、ホストファミリーとコミュニケーションを取るにあたって、頼れる人は自分以外に誰もいないということです。たくさん会話して、これから2週間お世話になるホストファミリーとの仲を深めてもらいたいと思います。
明日はKyogle high schoolの生徒達と一緒に近くの観光地までお出かけ予定。また改めて、その様子をお送り致します!

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