ネイチャースタディコース 夏季ファーム実習 in 千葉! -2日目-
【2日目】
ネイチャースタディコース、夏季農業実習二日目は5時半に起床し、朝の新鮮な野菜を収穫しに行きました。
今朝は25℃と、とても気持ちのいい気温で、海から来る風がより一層の涼しさを与えてくれました。
農園に着いて、摘み取るプリッキーヌ(タイの唐辛子)の摘み方を昨日に引き続き足達智子さんに習い、それぞれ作業に移りました。
↓この二日間で収穫した野菜たち。とてもかわいいです。
このプリッキーヌは近くにある道の駅「富楽里」の店頭に朝9時に並べるため、約15本=約30gを袋に詰め、封をし、ラベルを貼るという所までをお手伝いしました。売り物ということだけあって、みんな丁寧に作業してました。
朝一番の作業を終え、2日間お世話になった足達さんに御挨拶をし、寮へと戻り朝食を摂りました。汗を流したあとの食事はひとしおだったようです。
お風呂で汗を流した後は、昨日と同じようにこの夏季農業実習のレポートをiPadで作成します。初めての本格的な収穫での気づき、朝と昼での作業の違いや、農家の方の1日の過ごし方、農作物の販売行程、品種ごとの実なりの差異など、学校から離れた場所でこそ分かることがたくさんあったようです。
寮で食べる最後の昼食には、昨日収穫したフィレンツェ(ナス)のステーキ、デストロイヤー、シャドークイーン(ジャガイモ)のフライドポテトを作り食べました。デストロイヤーのフライドポテトは塩をかけなくても素材の味だけで楽しめます。少し柔らかくて、とても甘いこれまでに食べたことの無いフライドポテトでした。
フィレンツェは肉厚でとろけるような口当たりに、濃厚な味です。醤油だけで十分な味でした。初めて口にするナスの味に生徒一同、感嘆の声があがりました。
一人一人が五感で野菜を感じ、たくさんの思い出を胸に、全員無事に品川駅まで帰ってくることができ、実習もこれで終了です。
今回の実習を通じて、農業と聞けばそれで何となく内容を理解したような気になりますが、実際にはそこで育てている農家さんの想いや努力、またその地域の方々との関係、そして何より食べてくれた人達に「おいしかったよ」と言ってもらえる為に日々試行錯誤されている事を学びました。
学校に戻ったあと、生徒達がこの実習で学んできた事を少しでも活かして、エトワールでの都市園芸に繋げていってくれたら嬉しいです。