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ネイチャースタディコース通信
2019年、そして三学期を迎え、あっという間に一週間が経ちました。
本校においても、生徒そして教職員一同がそれぞれに気持ち新たに新学期に臨んでいます。
ネイチャースタディコースでは一年次に「空間デザイン」と「園芸基礎」という専門科目を履修しています。
【園芸基礎レポート】
秋から冬にかけては植物の生長が鈍く、気候も厳しくなるので、これまで以上に管理・観察が大切になります。
今日は秋に種をまき、有機栽培で育ててきた大根の収穫を行いました。
品種は「源助大根」と「紅芯大根」の2種です。
フェルトバッグの中で育てた影響もあり、源助大根の方は比較的小ぶりな出来となりました。
収穫した大根は具にチンゲン菜も加えて、お味噌汁にしてみんなでおいしくいただきました。
特に生徒たちが関心を寄せたのが大根の生の味です。どちらの品種も辛みは少なく、特に紅芯大根は非常に甘かったです。
普段何気なく食べてしまう大根ですが、長い時間をかけ自分たちで手をかけてきた大根の味を、生徒それぞれが注意深く味覚を研ぎ澄ませて食べていました。
それだけでも、苦労して有機栽培に挑戦した甲斐があったように感じられます。
また、大根の大きさが普段見慣れているモノとくらべると小さいことを生徒それぞれが考察します。
「気候」「日照」「土壌」「品種」、、、などなど。
校内の限られたスペースで工夫したそれぞれの要素の影響と結果、成果を分析し、次につなげていきます。