フィリピン短期留学 【後編】
参加希望者4名がフィリピンへ7日間の短期留学に出発しました。
本校には10ヵ国を対象とした国際交流プログラムがあり、フィリピンへの留学は初めての試みとなります。
【帰国】（４日目～６日目は記事下部）
７日間のフィリピンの留学から無事に帰国しました。
現地で得たものや感想を留学に参加した生徒がブログにて紹介しています。是非ご覧ください。
品川エトワール女子高等学校では引き続き、生徒たちの国際的視野を広げるための取り組みを積極的に実施していきます。
フィリピン短期留学の記事をすべて読んでいただいた方も多いかと思います。お付き合い、ありがとうございました。
【４日目】（５日目・６日目は記事下部）
短期留学４日目も、現地の生徒たちと一緒に朝から通常授業に参加です。本校の生徒たちも、すっかり現地の生活に慣れてきて、フィリピンの提携校で留学生として楽しく学校生活を送っています。少し不安だった食事の面でも、日本人に合った味付けとメニューになっており、デザートも充実していて生徒たちの食欲も旺盛です。
フィリピンの言葉といえばタガログ語が有名ですが、元々島が多い国のため、実際は100以上の言語が存在する多言語国家で、地方によっては全く異なる言葉が使用されています。そのため、早い時期から教育現場では英語を公用語として使用しており、現在では英語を話す人の数としては世界３位と言われています。
今日は授業のあと、部活動にも参加させてもらいました。レベルの高い卓球の練習や、日本にはなかなかない、テコンドーの部活などにも参加させてもらい、本校の生徒たちも久しぶりに身体を動かして、いい汗をかきました。スポーツには国境の垣根がなく、現地の生徒たちともすぐに打ち解けてとてもいい経験となりました。
フィリピンはこの時期でもとても温暖な気候で、快適な留学生活を送っています。
国際教育部
【５日目】（６日目は記事下部）留学５日目の今日は、午前中に校外学習として世界中で多くの来場者を動員した「Van Gogh Alive」展の鑑賞会に行きました。
Van Gogh Alive展のＨＰはこちら（サイト内に動画もあります）
最新のマルチメディアを駆使した本展は日本でも大人気のゴッホにフォーカスした展示会で、生徒たちも工夫を凝らした展示に目を奪われていました。
午後は高校に戻り、授業に参加しています。Miriam Collegeの生徒たちともだいぶ打ち解け、楽しい日々を過ごすことができています。
【６日目】
いよいよクラスの子たちともお別れの日となりました。
この日はエトワール生たちは浴衣に着替えてお別れ会に参加です。本当に短い時間であっという間に時間が過ぎました。
その後、特別授業に参加し、「どうやってフィリピンの道の渋滞の問題を解決するかレゴで説明してください。」という課題に取り組みました。
日本でも課題解決型の授業が広まりつつありますが、世界ではすでに当たり前のこととして一人一人がどう諸問題に関わり、取り組むかを各カテゴリーの教育現場において探究しています。
今回訪れたMiriam Collegeの授業では積極的にＩＣＴ機器が使われ、英語でのディスカッションが標準です。教育現場での議論と発表や共有のノウハウはそのまま世界の社会で通用するものです。今回の研修旅行では生徒一人一人がアジアの教育の標準やグローバル社会で求められている資質の一端に触れることができたのではないでしょうか。
同時に語学を通じて世界中に輪を広げることができる感覚を養うことができたことが一番の収穫であったと感じます。
今後の彼女たちの益々の成長に期待したいです。