特色ある授業
総合類型
総合類型クラス 介護福祉専門学校での特別実習授業最終日(1/15)
3年生の総合類型クラスでは今年度から年間6回、近隣の品川介護福祉専門学校を訪問し、介護・福祉についての講義や実技の授業を受けています。1月15日は最終日で介護食にもなるスイートポテト作りに挑戦しました。
さつまいもは食物繊維・ビタミンC・ビタミンE・カリウム等が豊富に含まれており、スイートポテトにするとさらにしっとりとして食べやすくなります。スイートポテトは高齢者にも好まれるメニューだそうです。生徒たちは皮をむき、ゆでた後つぶして食べやすい大きさにまとめていました。先生がオーブンで焼いてくださり、黄金色のきれいなスイートポテトが出来上がりました。分かりやすいレシピもいただき、家でもまた作ってみようという声も聞かれ、和やかな楽しい調理実習となりました。
6回の訪問を通して、今まで介護や福祉って何だか難しいと身構えていた生徒も身近なこととしてとらえることができたのではないかと思います。車いすのまま浴槽内に移動できる入浴装置を見せていただいたり、大人用の紙おむつの手触りや大きさを確かめたり、片方の手だけでパジャマを着る練習をしたりとこれまで経験したことがないことを経験できたことが何よりの収穫でした。今後様々な人とかかわっていく上で大いに参考となる貴重な体験をさせていただきました。
日本では今後ますます高齢化社会が進んでいきます。高齢者の方と過ごす機会や時間もきっと増えていくことでしょう。あたたかい支援がさりげなくできる人になってほしいと願っています。(総合類型教員)