「ツール・ド・東北 2015」大会運営ボランティアに参加
9月12日(土)13日(日)の1泊2日の行程で「ツール・ド・東北 2015」大会運営ボランティアに参加してきました。
昨年度は生徒3名でしたが、今年は14名での参加でした。
- 「ツール・ド・東北 2014」大会運営ボランティアに参加
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東京駅に集合する際に、東京湾を震源とした震度5弱の地震により、参加生徒たちの大半が集合時間に遅れてしまう、というアクシデントが発生しました。
集合時間には遅れたものの、全員が新幹線の発車時刻までに集合でき、また、新幹線にも遅れがなかったので、予定どおり進行できたのが幸いでした。
東京駅から仙台駅・石巻駅と乗り換え、スタート・ゴール地点となる石巻専修大学が活動の拠点です。
担当したのは参加者たちの前日受付と当日受付で、東北訛りのやりとりに戸惑いながらも、笑顔で元気よく対応できていました。
今年は、生徒14名が全てのコースの受付窓口を担当し、同じ窓口を担当する他のクルーとも協力しあいながら取り組んでいる姿が印象的でした。
また、今回は受付業務だけでなく、人手の手薄になったところへのヘルプも臨機応変に対応し、会場内の誘導や参加者(ライダー)の手荷物の預かりなど、様々なところでも活躍していました。
初日の担当業務が終了した後は、バタバタしながら食事に入浴に、と済ませて、石巻専修大学の教室や体育館での宿泊でした。
※男性が体育館、女性は教室でした
次の日は朝早く、早朝3:30に起床して4:00から当日受付の窓口準備に取り掛かりました。
※まだ日が昇る前
途中の休憩時間を使って、マイクロバスで震災後の石巻の様子を視察しました。
それまでは旅行気分やお祭り気分でいた生徒たちも、現実を目の当たりにし、言葉が少なくなっていました。バスの運転手が当時の様子などを説明してくれ、より身近に感じることができました。
戻ってきてからは、完走証渡しを担当し、ゴールした参加者たちを精一杯の笑顔で出迎え、疲れきった顔を笑顔に変えていました。
今年のツールド東北は、参加者が3500名となり、ボランティアスタッフも増員されて1400名というとても大きなイベントでした。
活動時間が長く、休憩時間や睡眠時間も少なく、移動距離もとても長いとても過酷なイベントでしたが、参加した生徒たちがみな「楽しかったからまた来年も参加したい」と言っていたのがとても印象的でした。
昨年に続き今年で二度目の参加となりました。
今後も継続して、東北に関わり、少しでも復興の手助けとなってくれれば幸いです。