世界各地へ!2学年修学旅行現地レポート①
11月8日(火)~12日(土)、2学年修学旅行が行われ、類型・コースごとにイギリス・シンガポール・沖縄および西日本方面を訪問。世界各地から現地レポートが届きました。
【イギリス】国際コースとマルチメディア表現コースの生徒たちは8日朝9時に成田空港に集合し、VS901便で約12時間半をかけて無事イギリス・ロンドンに到着しました。今回初めて飛行機に乗る生徒も少なくなく、みんなやや興奮気味でしたが、飛行機の中では友達と話に夢中になったり、少しでも睡眠不足を解消しようとひたすら寝てみたり、シートに備えつけのTVで映画を何本もはしごしたり、中には勉強道具を持ち込んで勉強していたりと、それぞれ思い思いに有意義な時間を過ごせました。また、TVのiMapで今どの辺りを飛んでいるのか、あと何時間かかるのかを確認したりして、遠く離れたイギリス到着までを心待ちにしながらの長時間フライトでした。
イギリスに到着して外へ出ると、まだ17時前だというのに辺りは真っ暗。東京と比べて日も短く、真冬のような冷え込みでした。空港からバスでホテルへ直行して、すぐさまチェックインして用意されたお弁当を部屋で各自とり、一日のまとめをして早めの就寝をとりました。イギリスと日本の時差は9時間もあり、長いフライトで今日はぐっすり寝れるでしょう。明日はマルチメディア表現コースは修学旅行の目玉とも言えるナショナルギャラリーとダヴィンチ特別展に行き、国際コースは市内観光をし、午後は合同で大英博物館を見学する予定です!
【沖縄】今年の進学・生活類型クラスは、11月8日から4泊5日で沖縄に来ています。初日は朝9:20に羽田空港に集合し那覇空港へ。到着後、ひめゆり平和祈念資料館へ行き、ここで実際に「ひめゆり学徒隊」で戦争を経験された、宮城喜久子さんのお話を聞くことができました。宮城さんには戦争の悲惨さを語っていただいたと同時に、『真実を知ることの大切さ』・『正しい情報で行動することの必要性』を学ばせていただき、授業や映画とは違う平和学習に生徒たちは真剣に話を聞いていました。講話の後は資料館で、当時実際に使用されていた道具、実際の映像などに触れ、とても貴重で大きな経験ができました。この経験をこれからの学校生活や自分の人生に活かし、先の子供たちにも2度と戦争の起こることのないよう、戦争の恐ろしさや命の大切さを伝えられる大人の女性になってもらいたいと思いました。≪講話を聞いた生徒からのお礼≫宮城さん、貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました。私たちは、生まれたときからずっと平和な時代に暮らしてきました。戦争のことは、本やテレビ・映画を通してしか知りません。今回、戦争を経験された方のお話を直接うかがうことができ、改めて、いま私たちはとても幸せなんだと実感いたしました。宮城さんのお話は、とても胸が痛みました。私たちの想像を超えるような悲惨なことが、たくさんあったのだと思います。戦争を経験したことのない私たちが理解するのは、とても大変なことだと思います。しかし、私たちがやらなければならないことは、こうして貴重なお話をしっかりと聞き、胸に刻み、次の世代の子供たちに受けついていくことだと思います。
辛い経験を思い出し、語ることは本当に苦しいことと思います。それをおして、私たちにお話してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。戦争を経験された方々の苦しみと涙の上に、今の私たちの幸せがあるんだということを忘れず、しっかりと生きていきたいと思います。
そして、いつか、お母さんになったとき、子供たちに話したいと思います。宮城さん。今日は本当にありがとうございました。(2年A組 長谷島仁美・五十嵐麗奈)
【関西】総合類型クラスの修学旅行初日は広島へ!東京駅から新幹線に乗って広島駅に無事到着し、そこから貸切り路面電車に乗って原爆ドームを訪問。ガイドさんの話を聞きながらの碑巡りは多少難しい内容もありましたが、事前学習で見た映像と重ね合わせながら、生徒たちはみんな真剣に話を聞いていました。その後は、平和記念資料館へ。 一人ひとりがこの広島で起きた過去の歴史を目の当たりにすることによって、何かを感じとることができる貴重な時間となりました。
平和学習の後はホテルへ移動。バスの中では元気いっぱいでしたが、素敵なホテルにみんな大歓声!夕食もとても美味しく、みんなで楽しくテーブルを囲みました。
2日目は、世界遺産の宮島・厳島神社を訪問する予定です。