「ツール・ド・東北 2017」大会運営ボランティアに参加
9月16日(土)17日(日)の1泊2日の行程で「ツール・ド・東北 2017」大会運営ボランティアに参加してきました。
昨年は大所帯の23名でしたが、今年は7名での小規模な参加だったものの、内容はとても充実したイベントの運営ボランティア業務でした。
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– 「ツール・ド・東北 2014」大会運営ボランティアに参加
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台風18号が接近している中、参加者への期待に応えつつ、安全第一でかつ奇跡的な運営判断が際立った二日間でした。
まず土曜日は、到着後に、昨年度も訪れた「復興まちづくり情報交流館 中央館」に立ち寄り、日和山公園、門脇の「がんばろう石巻」を見学。
その後、東松島の「旧野蒜(のびる)駅」と「東松島市震災復興伝承館」を見学し、ガイドの説明や当時の映像などを視聴しました。
ツール・ド・東北の会場となる石巻専修大学についてからは大急ぎで宿泊の準備。
そして、明日の大会スケジュール変更に伴い、担当予定だった歌津エイドステーションが閉鎖されてしまうことで、急遽担当が会場のライダー荷物受け渡しへと変更となりました。
例年通り、会場の石巻専修大学の教室にて宿泊し、ボランティアの担当となる日曜日を迎えました。
日が昇る前から集合、準備。
台風を考慮して、テントを撤去してしまったため、受け渡しが大学校舎内に特設され、臨機応変な対応が必要となりましたが、抜群の活躍を見せていました。
そういった環境からか、一般参加の人たちとの絆も深まり、終了後に別れる際は、お互い寂しそうな表情を見せていました。
そして、大会の実施内容を縮小したことで、最終ゴールを15時までと設定した中、なんと雨が15時過ぎから強くなり始めました。
ゴールしたライダーの方々は、満足した表情の方と、まだまだイケるのに、と行った表情に分かれてはいましたが、雨による事故の可能性などを考慮すると、運営の判断は絶妙でした。
昨年度が雨の中でのエイドステーション担当だったため、雨の中での作業がどれだけ大変かわかっている生徒たちは、一様に運営の判断を絶賛していました。
天候が不安な中での行程であり、急な早朝の活動が入ったりと、流動的なスケジュールの中、生徒たちは頼もしく適応していました。
あの時のことが忘れ去られることがないよう、また来年も実施していきたいものです。