ハワイグリーンステイ 前編
ネイチャースタディコースのハワイグリーンステイ(修学旅行)の様子をレポートします。
【Day2】(Day1は記事下部へ)
2日目の朝を迎えました。
ちょうど朝食をオープンテラスでとるために集合した矢先、ハワイ特有の通り雨に降られました。突然のハプニングではありましたが、雨上がりには思いもかけないプレゼントを貰えました。
虹はハワイを象徴するもので、ハワイ州が通称「The rainbow state」と呼ばれるほど、ここでは虹という自然現象が昔から身近にあるそうです。
今日2日目は初めにカピオラニ公園内にあるホノルル動物園を訪れました。
園内には1230頭もの動物がサバンナの中で暮らすように飼育されています。
野生の鳥も多く、見学中は本当に多くの鳥たちの鳴き声が耳に入ってきました。
見学後は、班に分かれて自主研修です。
それぞれの班で事前に計画を立てており、トロリーバスなどを活用し、半日を自由に回りました。再び集合した時は、それぞれの班にそれぞれの苦労や出会いがあったようで、皆充実した研修時間を過ごすことができたようです。
夜は地元でも人気のピザ屋さんで夕食をとりました。店内には日本の方がほとんどいなく、アメリカにいる雰囲気を一人一枚配膳された大きなピザと共に味わうことが出来ました。
自主研修でたくさん動いたからか、みなバクバクとピザを頬張っていました。
今日は班ごとに少なからず失敗もあったようですが、それも全ていい思い出となっているようです。ハワイには「No rain,no rainbow」ということわざがあるそうです。
「苦労した分、その後には良いことがきっとあるもんだ」という意味です。
子どもたちには、今回の旅に限らず、これからもたくさんのチャレンジをして、失敗しながら得難い経験を積んでいって欲しいと思います。
明日はハワイ大学の研究機関を訪問し、ハワイが抱える環境問題の一端に触れる予定です。
【Day1】
ネイチャースタディコースの2年生が10月27日よりハワイグリーンステイとして、オアフ島に4泊6日の研修旅行に訪れています。
1日目は成田を夕方に発ち、ホノルルに朝到着するフライトでした。今回の旅が初めての海外旅行という生徒も多く、多少の不安はありましたが皆一様に元気な様子で1日目の予定をこなしました。
今回の旅の目的は、ハワイの豊かな自然に触れ、そこで暮らす人々の生活や考え方を知ることです。
ここオアフ島では世界三大花木と称されるジャカランダ、ホウオウボク、カエンボクの全てが植生しており、木々は美しい花を咲かせ、街を彩っています。
1日目はガイドの方の自然に関する非常に豊かな知識を教えて頂きながら、オアフの自然を一つ一つ観察しました。つい観光では海とオシャレにディスプレイされたウィンドウに目がいきがちですが、意識してみると周りには非常に多様な自然がダイナミックなスケールで生き生きと存在しています。
また初日から班ごとに食事や買い物の時間をとり、一人一人が英会話に挑戦していました。オアフでは日本語のサポートも充実していますが、皆出来るだけ英語を使うように努めている様子も見受けられました。
買い物も現地の野菜や果実に注目し、販売されている野菜の数、オーガニックやエコに対する意識の高さを垣間見ることができました。
時差ボケもある中、充実した1日を過ごすことができました。
オマケ
宿泊しているホテルの部屋にあるコーヒーにはレインフォレスト・アライアンスのロゴマークが。これもサステナビリティを学んでいると多く見かける情報の一つです。